h_nari @ 熊本市のブログ。電子工作、プログラミング、ゲーム、TV、 政治、インターネットなどに日々の思い付きを、 うだうだ~と書いていきたい。
このブログにはコメント欄を設けておりません。 記事への御意見、ご質問はtwitter @h_nari宛に お願い致します。


アーカイブ


アマゾン・ベストセラー

メタ情報
RSS
Login

空母いぶき

どうしても2時間ほど暇をつぶす必要があり、 映画館で 空母いぶき を見る。

かわぐちかいじの原作は ビッグコミックで 読んでいるし、 実写映画化と聞いて、楽しみにしていたのだが 佐藤浩一の難病揶揄発言でケチが付き、 原作からかなり変わっており、 敵は中国ではないなどという話を聞き、 見る気は無くなっていたのだが、 他に適当な映画がなかった。

原作からの大きな変更点は、敵国が謎の国? フィリピンあたり? 上陸されるのは沖の鳥島あたりで、 なんか緊急性をあまり感じない。 原作にある与論島が急襲されて 島民が人質に取られるという話はなく、 それ関連の地上戦も全く無い。 海戦と空中戦のみ。

違和感を感じるのは、 ステルス機や潜水艦の位置が 逐一わかっていること。 ステルスや潜水艦の 意味が無いじゃん。 原作でもそうなっているので、 そうしないとお話を作りにくい、 作れないということなのだろう。

映画は最終的に 「日本は戦争をしない。日本が戦争をしないと世界は平和に成る」 と言っているように見える。 日本は太平洋戦争を始めて、 アジアをはじめとする 世界中の人々に多大な迷惑をかけた という原罪を負っているのだから、 決して戦争をしないということを 世界に誓った。だから戦闘はあっても、 戦争はしない? と、この映画は言いたいようである。 見損なったぞ福井晴敏!

自分も、学校ではそう習ったような気もするが、 自分なりに調べて自信を持って言える。 そんなわけないだろう。

ところで、ビッグコミックの原作の方も 戦闘が集結し、ついに大団円というところだが、 前号は「作者取材のため休載」、 今号は「体調不良のため休載」。 かわぐちかいじは、大丈夫だろうか?