h_nari @ 熊本市のブログ。電子工作、プログラミング、ゲーム、TV、 政治、インターネットなどに日々の思い付きを、 うだうだ~と書いていきたい。
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プローブホルダー製作

隣の机の下に置いているPCの上に置いておくと 収まりが良いことに気がついて オシロスコープが出しっぱなしになった。 プローブは適当にオシロスコープに掛かるように 置くのだが収まりが悪い。 そこでプローブのホルダーを作ろうという話になるのだが 問題がある。ホルダーは机の端に固定することになるのだが、 端が斜めになっているため クランプの上アゴ部分に長さと強度が必要で 3Dプリンタで作りにくいのだ。

というわけで収まりが悪いのを我慢しつつオシロを使っていたのだが 解決方法を思いついた。 上アゴ部分に市販のL字金具を使えば長さと強度は問題ない。 締め付け方法も思いついたので ハンズマンで金具を購入し製作を開始した。

最初、支点を固定しない物を作ったが支点が滑ってしまったので 支点もネジで固定するタイプのものに変更。 これでバッチリ固定できた。 この固定方式は、なかなかのアイデアだと思うのだがどうだろう。

ネジでの固定ではナットを使っているが、 ナットを固定できると組立がやりやすい。 最初は狭めのサイズの穴にナットを ハンダゴテで加熱しながら押し込んでいたが、 作り変えたやつではハンダゴテを当てられない位置が あったので固定を諦め大きめのサイズの穴にしたが プリントするとキツキツのサイズでネジを締めて 圧入することになった。結果的には固定できてよかった。

こういう加熱固定用、圧入用、楽に入るが回転はしないなどの 条件にあったナット用穴のサイズを記録していないので 毎度悩むことになる。ちゃんと実験して記録しておこう。 ちなみにネジ等のサイズは ネジ屋さんの通販ページの表を ダウンロードし自分用の資料として使用している。 便利なのでお勧めする。

ホルダーの固定の問題が解決したので プローブを掛けるためのプレートを設計する。 プローブの先端も外した時、置き場所にこまるので それ用の穴もある。プローブと一緒に使う 小物、 ジャンパーケーブルなどを掛ける突起も ジャンパ・ワイヤ・ホルダを参考に作成。

出来上がりは良い感じだとおもうのだがどうだろう。 金具は150mmのものを使ったが100mmのものでよかった。

データは Thingiverseで公開している。